約束の場所
2nd album

- 作品種別
- Album
- リリース
- 2007年4月4日
- 曲数
- 11
このアルバムについて
『約束の場所』では、信じることがずっと落ち着かない。約束、期待、ガセ、思わせぶり。何かを信じたい気持ちと、それに振り回される感じが同じ場所にある。「約束」という言葉は安心を保証してくれるものではなく、むしろ期待してしまうからこそ厄介なものとして何度も姿を変える。
前半では、情報や期待、勝ち負け、YESとNOのような、外から飛び込んでくるものに気持ちがよく揺れる。ところが曲が進むにつれて、生活、生命、灯火、季節と、もう少し長い時間を持つものが増えてくる。人の気持ちは読めなくても、秋の次には冬が来る。そんな別の時間軸が、アルバムの後半をゆっくり通っていく。
それでも、最後にすべてが確定するわけではない。「約束の場所」は具体的な景色でもあり、心の中にある場所でもある。そしてアルバムは、大きな約束を掲げたまま終わるのではなく、「一歩ずつ」という小さな歩幅へ着地する。
信じられるものを見つけた、というより、信じたり疑ったりしながら、それでも次の一歩を出す。『約束の場所』という題名は、到着地点の名前というより、その途中で何度も見直される言葉としてアルバムの中に置かれている。
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